スタジアムへ
昨日の自慢話の続き・・(付き合ってくれよぉ~)
タクシーは20分ほどでミニブッ(ト)スタァ~ディアムへ到着した・・
大きな体育館の様な外観が目に飛び込んでくる (テンション上げ上げ
早速、チケット売り場を探す・・・
がっ!
えっ!?
閉まってる・・・・
クローズ・・・・・
売り切れか・・・・・
あいつ・・(タイ友)・・騙したな・・
チクショウ~・・・
チケット売り場の前で・・途方にくれていると・・・
「ニィチャ~ん!! チケット買わんかぁ~い?」とヘンナおじさんが声を掛けてきた!
へっ! マジっ? 有るんかい?
おじさんは周りをキョロキョロしながら
早速人目に付かない階段の裏手へ招かれ、
おもむろに汚いショルダーバッグから、チケットをチラチラ見せる(まるでドラッグディーラーの顔)
ココで、あまり欲しそうにするとこんな雲助は絶対に調子に乗る
オレ「でっ 幾らなんだよ~」(←思いっきり横目)
雲助「200バーツ!」
オレ「タイ戦を見に来たんだぜぇ もう時間が無いじゃないか? 今の時間は後半戦だろ?」
雲助「大丈夫っ! ちょっと遅れたから・・」 (←やっぱり)
オレ「でも・・もう遅いからなぁ~ その後の試合はイラン戦だろ?」 (←あえて「日本戦」とは言わない)
雲助「日本VSイラン戦だよ! 面白い筈だよ」 (← 的を得ている)
オレ「でもなぁ~ で 第一なんで 100バーツのチケットが200もするんだよ?」 (この場に及んでも定価で買いたい!)
雲助「旦那ぁ~ ナニ言ってるんですぅ~?
コレはAクラスのチケットだよ Aクラス!」
オレ「Aクラスって何だよぉ ピッチサイドって事か~?」
雲助「その通り 選手の毛穴まで見える(とは言わなかった)距離よ~」
ピッチサイドが200バーツ(約620円)・・・ヤバイ値段設定だ!!
どうなっとんじゃい?AFC! チャリティマッチかい?
喉から手が出るほど欲しいとはこの事だ!
しかぁ~し ココでもう一度 呼吸を整え・・
オレ
「100バーツなら買うよ おじさん!!」 (←思いっきり足元を見る目線)
雲助「はっ?」
オレ
「どうするよぉ? おじさん!」 (形勢逆転!!)
いきなり半額交渉開始
雲助「150・・では?」 上目使い (チワワかっ?)
イケるっ! イケるぞっ!! がんばれ オレ!
オレ
「おじさん 第一 このチケット「非売品」で書いてあるじゃん? どっかからタダで仕入れたんでしょ?」
雲助「ひゃ ひゃくにじゅぅ・・・」(飼い主に怒られたチワワの目)
オレ「100っ!」(鉄の意志)
雲助「・・・・」
オレ「どうよっ?」 と言いながらシワシワの100バーツ紙幣を差し出し・・おじさんに握らす
雲助「・・・お~け~・・・」
やったぜ!! やっぱ正義は勝つ!!(なんのこっちゃ?)
ピッチサイドの席を
フェアな交渉の末 320円でゲット!!
意気揚々 なが~い 階段を大股で一気に駆け上がり
いざ スタァ~ジアムへ!!
待ってろよイラン!!
PS:おじさんアリガトネ!!
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